投稿日 = 2005/10/01
題名 = 退去時のトラブル
お名前 = わたる
ご相談 =
1戸建ての借家に住んでいます。14年間暮らしています。家主より退去の依頼があり退去するのですがトラブルとなりました。以下に経緯をかいつまんでいますのでご指導よろしくお願いします。
1.本年4月頃、貸し主の父(以下家主という)より口頭で「年内に息子が帰ってくる予定なので年内に退去してほしい。」との電話があり、入居時に口頭での「息子が帰ってくる場合は退去してほしい。」との約束があったので、借り主(以下、当方とする)は年内に退去の準備をする心構えを持って「息子さんが帰ってくる時期がわかれば連絡してください。」と回答した。
2.本年6月頃、家主より「9月か10月頃に帰ってくるのでそのころに退去してほしい。」と家賃を支払いに行ったときに口頭で言われ、いつ退去するか日時を明記した書類を作成するように言われたが、当方としては費用等の捻出も考慮しなければならないので書類の作成は留保した。
3.本年8月中旬、午前7時過ぎに家主と息子さんが突然自宅に訪問され、家賃の滞納と退去時期について問いつめられる。家賃の支払いは8月22日に2ヶ月分支払うことと退去日は9月末日ということで合意した。翌日午前8時前にまた連絡もなく訪問を受け、前日合意した内容の念書に印鑑を押した。
4.本年9月上旬に何度か「退去準備をしているか?」という内容の電話が家主よりあった。当時当方は不動産業者を巡り、賃借物件を物色している最中であり、費用の捻出も何とか確保できた状態であったので「9月末日には退去できるように致します。」と回答した。
5.本年9月28日午前9時頃、知人に引っ越しの挨拶の電話を掛けたところ「貸し主の都合で退去する場合は引っ越し費用等が立ち退き料として補償してもらえるのではないのか?一度家主さんに聞いてみては。」という話があった。そこで家主さんに電話を掛ける前にインターネットで調べ・知り合いの不動産業者に確認したところ、敷金の全額返金・移転に関する費用等が立ち退き料として支払い、またリフォーム費用は貸し主の負担で行う場合が一般的に行われているようでした。
それまで、立ち退き料というのは新しい道路を造ったりした時に立ち退く場合に発生するものだと思っており、当方の今回の件については関係ないものだと思っておりました。が、少しでも引っ越し費用が戻ってくればありがたいと思いました。
6.本年9月28日午前10時頃、当方より家主に「明日引っ越しをしますので敷金はどうなりますか?」との連絡を電話でする。家主は「敷金は戻さないが迷惑料という名目で敷金からリフォーム費用を引いた金額を退去後に支払おうと思っている。」との回答があった、当方としては先ほどの調べにより敷金は全額返金されると思っていたので寝耳に水の話であり「午後から一度話し合いましょう。」と告げて電話を切った。家賃の滞納が続いていたので、お詫びの意味で移転費用は貰えなくても良いが、敷金だけは何とか全額確保したいと思った。
7.本年9月28日午後1時30分頃、家主の事務所に訪問し敷金の全額返還を求めるが、契約書の第13条をたてに「敷金よりリフォーム費用を引いた金額を返金する。」との一点張りで話し合いが平行線を続けるので仲介業者のK社のM氏を呼び、間に入ってもらい話し合いを続けた。M氏より「貸し主の都合で借り主に退去してもらう場合はリフォーム費用は貸し主の負担になる。」と説明を受けるが家主はなかなか納得しなかった。当方としては家賃の滞納が続いて申し訳ない気持ちがあったので、
① 移転費用(敷金・礼金・仲介料・運送費等)は家賃滞納のことで迷惑を掛けたので当方の誠意の現れとして請求しない。
② 敷金より9月分の家賃を引いた金額11万円を引っ越しの翌日に支払ってもらう。
③ 9月30日に家主・M氏・当方の3者で借家引き渡しを行う。
④ リフォームに関しては家主の責任で行う。
ということを口頭で合意に達しました。
家主は不動産業を営んでいるのに貸し主が退去を依頼した場合の退去時のリフォーム費用の件について、本当に知らないのか・知っていて返金する金額を少なくしたいため言っているのかわからないが、知らなければプロとして恥ずべきことであり、知っていれば当方のようなシロートを手玉に取る業者かなと少々不信感が募った。また、M氏は当方とは面識が無く、家主の取引先という関係からも家主の方を贔屓してしまう傾向が出てしまう場合があるのに第3者としての立場で発言されたことはすばらしいと思った。
8.本年9月29日午後1時30分頃、当方引っ越しの最中で転居先で荷物の搬入等行っているときに借家で当方の娘が引っ越しの作業をしているときに家主が現れ「本当に引っ越ししているか確認にきた。」言ってしばらく娘に台所及び庭木の剪定について何か言っていたようだと娘より連絡がある。娘も借家の内部の清掃で忙しいので詳しく聞かなかったらしいのだが、9月30日に明け渡しをするという合意をしたばかりなのに上記のような言動をされては、家主に対して信頼感が薄れてしまった。その後3時頃に引っ越しの作業を一時中断して家主に「どのような用件で訪問されたのか。」と電話で問い合わせたところ「本当に引っ越ししているか確認しに行った。」との回答される。当方は家賃滞納で迷惑を掛けたと思っているからこそ移転費用の請求をしないことで誠意を見せたつもりであったが、家主にその気持ちが伝わらなかったのが悲しいと思った。
9.本年9月29日夜半、翌日借家引き渡しのため契約書を確認していると第13条3.に「庭木の剪定費用は甲乙折半にて負担する。」と記入されていた。妻より「最初の1回か2回は家主が負担していたがその後は1度も家主より費用の負担はなかった。」と言われ、あれだけ第13条をたてにしていながら、家主は自分に不利なことについては何も言わず当方に不利なことばかり押しつけているのではないかと不信感が募った。
そこで今までの経緯を振り返ってみたところ退去の日時についてはしつこく問い合わせがあったのに、こちらが引っ越しの前日に敷金の件を問い合わせるまで何も言わなかった。退去時にはこういう補償を致しますとか・このような法律がありますとかという告知義務違反ではないのか。
こちらは家賃を滞納していたが28日の合意により最終的には完済する予定である。がしかし、剪定費用はどうなるのか、家主がこの問題について何も言わない場合こちらは家賃滞納で迷惑を掛けたが、家主は剪定費用を未払いのままで当方に迷惑を掛けてないといえるのか、迷惑の掛け合いで相殺されるのかわからないが当方の誠意は家主に伝わらず、わざわざこちらの誠意だけ見せる必要があるのか疑問に感じるようになった。
10.本年9月30日午後3時頃、先着していた家主・貸し主に借家の内部をみてもらう。しばらくしてM氏も到着、同様に内部をみてもらう。当方より「問題はありますか。」と尋ねたところ「浴室の目地が黒ずんでいるので専門の業者で処理してください。」と回答があり、すぐさまM氏が「それは貸し主がすることですよ。」と言われた。当方は家主の言葉で28日の合意事項は反故となりこちらの誠意も踏みにじられたと思った。そこで庭木の剪定の件について聞いたところ「体調が悪くなったのでそちら(当方)にやってもらうようにした。」との回答。意味がわからない。体調が悪ければ業者になやてもらえばよいだけだし、当方が剪定を行った場合はその費用の半分は家主がみなければならないのに最初の1・2回は家主が業者に頼んでいたが、それ以降は「剪定してください。」との連絡があるだけで費用の支払いはなかった。このようなことで当方は家主ができるだけ当方に金額を支払いたくないのだと強く感じるようになった。28日の合意が反故になったのと合意の精神が裏切られた思いであったので当方から新しい提案をすることとした。
① 立ち退き料として敷金の全額・移転に関する費用の全額を支払っていただく。
② 立ち退き料を支払われない場合は当方は退去しない。
間に入っていただいたM氏には申し訳ないが家主の態度ではこちらが誠意を持っても無駄だと感じた。家主は「そんなのは払えない。」の一点張りであり、当方も一歩も引く考えはないので9月分の家賃は供託金として調停の申し立てをすることとした。
当方としては最初から気持ちよく退去するつもりで、転居先も見つけ引っ越しを行い引っ越し費用も全て支払い終えたので、後は敷金と引き替えに借家のキーを渡すだけであったのに家主の態度に憤りを感じてしまった。
以上のようになってしまいました。簡易裁判所は土日は休みなので月曜に調停の申し立てをしようと思っています。
何か良いアドバイスがあればご教示ください。
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